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ED治療薬と聞くとバイアグラ（シルデバフィル）、レビトラ（バルデナフィル）、シアリス（タダラフィル）の3大ED治療薬を思い浮かべる方も多いのではないでしょうか。しかし、第4世代のED治療薬ステンドラ（アバナフィル）があることはあまり知られていません。アバナフィルは即効性のED治療薬です。今回はそんなアバナフィルを主成分とした「アバフォース」の効果や服用方法・飲み方などご紹介いたします。

アバフォース（アバナフィル）とは

アバフォースの主成分であるアバナフィルは、もともと日本の田辺三菱製薬によって開発されました。その後、製造・販売権がアメリカの製薬会社に移ったことによりアメリカ発のED治療薬となりました。2012年にFDA（アメリカ食品医薬品局）に承認され、「ステンドラ」という商品名で販売が開始され、世界の40ヵ国以上で承認されているED治療薬です。日本のお隣の国、韓国では「Zepeeda」という商品名で、EUでは「SPEDRA」という商品名で販売されています。アバナフィルを主成分としている「アバフォース」は、ステンドラのジェネリック医薬品です。

ED治療薬の中でもレビトラ（バルデナフィル）は即効性があることで有名ですが、アバナフィルはレビトラよりも高い即効性だと言われており、食事の影響も受けにくいといわれているのが特徴です。アバナフィルには50mg錠、100mg錠、200mg錠の3種類があります。

アバフォースの作用機序・効果

アバフォースの作用機序

バイアグラ（シルデナフィル）、レビトラ（バルデナフィル）、シアリス（タダラフィル）はホスホジエステラーゼ5阻害薬ですが、アバフォースの主成分のアバナフィルも同じくホスホジエステラーゼ5阻害薬です。そのため、作用機序はバイアグラなどと同じ作用があります。
勃起は性的刺激や興奮を受けると脳から神経を介して一酸化窒素（NO）を分泌するよう指令がでます。NOが供給されると環状グアノシン一リン酸（cGMP）が生成されます。このcGMPは平滑筋を緩め、血管を拡張する働きがあります。cGMPにより血管が拡張されることで、陰茎の海綿体に大量の血液が流れ込み勃起が起こります。そして、性的興奮が収まるとcGMPの働きを止めるためにホスホジエステラーゼ5（PDE5）という酵素がcGMPを分解することで拡張された血管が通常に戻り勃起は収まります。ED（勃起不全）でお悩みの方は、動脈硬化などの原因で血管が硬くなったり傷ついていたりすることにより、もともとNOの分泌量が少ないうえに勃起が起こる途中や性行為の最中でPDE5によりcGMPの分解が始まってしまうことで勃起が起こりにくくなってしまったり、中折れをするようになってしまいます。アバフォース（アバナフィル）は、ホスホジエステラーゼ5阻害薬ですのでPDE5の働きを阻害することによりcGMPを増加させ、これにより血管が拡張され海綿体への血流を増加させることで勃起を促す助けをしてくれます。

アバフォースの効果

アバフォース（アバナフィル）は即効性のED治療薬で、服用から早い方で15分で効果を発揮します。効果の持続時間は6~8時間の持続効果があります。
また、アバフォース（アバナフィル）には性欲増進はありませんので、服用したからといっても性的興奮や刺激を受けない限り勃起は起こりません。アバフォース（アバナフィル）に限らず、ED治療薬は勃起が起こりやすくする助けをしてくれる薬剤ですので誤解しないようにしましょう。

アバフォースの服用方法・飲み方

アバフォース（アバナフィル）の飲むタイミングとしては、性行為の約30分~1時間前に服用して下さい。水またはぬるま湯（白湯）で服用して下さい。脂肪分の多い飲み物（牛乳など）での服用は吸収の妨げになりますのでやめましょう。アバフォースの主成分であるアバナフィルの1日の極量は200mgです。1日1回の服用で、次の服用までには24時間以上間隔を空けて下さい。

アバフォース（アバナフィル）は食事の影響を受けにくいと言われていますが、全く受けない訳ではありません。効果を最大限に得るには空腹時に服用して下さい。どうしても食後に服用する場合は、油分の少ない食事を摂るようにしてください。しかし、食事をしてあまり時間が経過していない時に服用しても「効果が得られない」、「効果がない」などの原因になります。食後3~4時間は間隔を空け下さい。食事の内容に注意して時間を空けても、個人差があり、必ず効果が得られる訳ではありませんので注意して下さい。また、過度の飲酒も効果が弱くなるなどの原因になります。

アバフォースの副作用

アバフォース（アバナフィル）は、副作用が発現しにくいと言われていますが、他のED治療薬と同様な副作用が確認されています。主な副作用として「頭痛」、「動悸」、「目の充血」、「ほてり」、「鼻詰まり」などがあります。しかし、どれも軽度の症状でアルコールを飲んだ時の症状に似ていることから、気にならない方が多く効果が出始めたサインと考えてよいでしょう。

また、稀に一過性の「光に敏感になる」、「いつもと色が違って見える」などの症状が出る場合があります。薬の効果が消えていくのと同様に副作用も治まりますので過度に心配することはありません。副作用が長時間続く場合は、速やかに医師に相談しましょう。

ユナイテッドクリニックは、ED・早漏症、AGA治療の男性専門クリニックです。バイアグラ（シルデナフィル）、レビトラ（バルデナフィル）、シアリス（タダラフィル）各種取り扱っております。また、バイアグラジェネリックも取り扱っております。ユナイッテドクリニックでは初診料・診察料は無料ですので、ED・早漏症、AGAでお悩みの方は一度ご相談にご来院下さい。

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