当院ではレビトラジェネリック・バイアグラジェネリックが推奨薬です
ED治療薬 レビトラ 詳細
ED治療薬レビトラ詳細 | |
---|---|
薬剤名 | レビトラ |
製薬会社 | バイエル薬品 |
有効成分 | バルデナフィル |
薬剤画像 | ![]() |
用量 | 10mg・20mg |
効果が現れるまでの時間 | 15分~30分 |
効果持続時間 | 5~8時間 |
食事の影響 | 受ける |
主な副作用 | 顔のほてり、目の充血 |
薬剤の特徴 | しっかりした効果 糖尿病ならレビトラ |
デメリット | 併用禁忌薬が多い |
- バイアグラに次ぐ人気
- しっかりとした効果
- 性行為の15~30分前に服用する
- 糖尿病ならレビトラ
- レビトラジェネリックが販売されており人気
- ネット通販や個人輸入代行業者の偽物に注意
- EDは進行性の疾患のため早期に適切に治療しましょう
レビトラ処方
横浜ユナイトクリニック(ユナイテッドグループクリニック横浜院)では、レビトラ・レビトラジェネリックの処方を行っております。
レビトラとは、バイアグラの後にドイツのバイエル社から世界で2番目に発売されたED治療薬です。有効成分はバルデナフィルで、5mg錠、10mg錠、20mg錠の3つの用量があります。
ED治療薬はバイアグラ100mg錠が世界で最も処方されており、バイアグラ100mg錠がED治療の標準薬のようになっています。2020年にはレビトラジェネリック(バルデナフィル錠)も処方・販売されるようになり、すべてのED治療薬のジェネリックの処方が開始されました。レビトラは供給が不安定でしたが、レビトラジェネリックの処方がはじまったことにより供給が安定しました。
EDは進行性の疾患です。放置したり、適切な治療を行わないと悪化してしまうため、早期に適切な治療を行いましょう。
レビトラの作用
レビトラは他のED治療薬と同じPDE-5阻害薬です。
勃起を促す酵素cGMP(サイクリックGMP)は勃起を鎮める酵素PDE-5によって分解されます。健康な方は性的興奮が静まった際や、射精の際にPDE-5がcGMPを分解しますが、EDになってしまうとcGMPが作用する前からPDE-5がcGMPを分解してしまい、勃起に至らずEDになってしまいます。レビトラはPDE-5を阻害することでcGMPの濃度を上昇させ、勃起しやすくします。
レビトラの効能・効果
レビトラの適応症はED(勃起不全症)です。服用後15~30分で効果が現れ、効果が5~8時間持続します。レビトラは、バイアグラよりもやや早く効き始め、しっかりとした効果も期待できます。糖尿病の方や脊髄損傷などの方にはレビトラ20mgが最も効果があったという報告もあります。効果の持続時間は10mgで約6時間、20mgで約7時間と言われています。20mgで射精を延長する効果が知られていますが、EDとPE(早漏症)の合併例ではダポキセチンを併用する必要があります。
レビトラの飲みかた、服用方法
レビトラはバルデナフィルとして1回20mgまでを水で服用してください。服用15~30分で効果が現れ、5~8時間効果が持続します。次回の服用をする際には24時間以上の間隔をあけましょう。
すべてのED治療薬は食後に服用すると効果が減弱します。ED治療薬は空腹時に服用しましょう。どうしても食事を摂取する際には、レビトラを服用後30~60分程度の間隔を空けてから、軽めの飲食をしてください。アルコールはたしなむ程度にしましょう。
レビトラの副作用
副作用が一部の方に見られます。アルコール摂取時の症状に似ており一時的で薬効が弱くなるにつれ自然消失するためご安心ください。主な症状は顔のほてり、目の充血、頭痛、動悸などです。これらはバルデナフィルの作用により、血行が改善するために見られるものです。頭痛が気になるようであれば、市販されているロキソニンなどと併用しても問題はありません。レビトラの効果が切れれば副作用も治まりますのでご安心ください。気になる症状がある場合には医師にご相談ください。
レビトラの禁忌や併用禁忌薬
レビトラは他のED治療薬よりも禁忌(服用できない方)や併用禁忌薬が多く見られます。
以下に該当する方は服用できません。
- レビトラの成分に対し過敏症(アレルギー)の既往のある方
- 硝酸薬あるいは一酸化窒素供与剤(ニトログリセリン、亜硝酸アミル、硝酸イソソルビド)を投与中の方
- 心血管系障害を有するなど性行為が不適当と考えられる方、不安定狭心症のある方
- 重度の肝障害のある方
- 血液透析が必要な腎障害、低血圧の方(血圧90/50mmHg以下)または治療による管理がなされていない高血圧の方(安静時収縮期血圧170mmHg以上または安静時収縮期100mmHg以上)
- 脳梗塞・脳出血や心筋梗塞の既往歴が6か月以内にある方
- 網膜色素変性症の方(網膜色素変性症の患者にはホスホジエステラーゼの遺伝的障害を持つ症例が少数認められる。)
- 先天性QT延長の方(QT延長症候群)、クラスⅠA(キニジン、プロカインアミド等)またはクラスⅢ(アミオダロン、ソタロール等)の抗不整脈薬薬を投与中の方
- 抗HIV薬(リトナビル、インジナビル、アタザナビル、サキナビル、サキナビルメシル酸塩、ホスアンブレナビル、ロビナビル、リトナビル、ダルナビル)を投与中の方
透析中の方はレビトラを服用することができません。(バイアグラは可)
狭心症や心筋梗塞などの薬にも併用禁忌薬が存在します。また、ご自身でED治療薬の服用ができないと判断している場合もあります。服用中の薬がある場合は、お薬手帳を持参のうえ医師にご相談ください。
ED治療薬の併用禁忌薬一覧表
ED治療薬には併用禁忌薬があるため、注意してください。
薬剤名 |
バイアグラ |
レビトラ |
シアリス |
---|---|---|---|
降圧薬・冠血管拡張薬 |
|||
アイスラール | × | × | × |
アイトロール錠 | × | × | × |
アイクロール | × | × | × |
亜硝酸アミル | × | × | × |
アバティアテープ | × | × | × |
アンタップテープ | × | × | × |
イソコナロールRアカプセル | × | × | × |
イソニトール | × | × | × |
イソビットテープ | × | × | × |
硝酸イソソルヒド錠 | × | × | × |
L-オーネスゲン錠 | × | × | × |
カリアントSRカプセル | × | × | × |
冠動注用ミリスロール | × | × | × |
サークレス注 | × | × | × |
サワドールL錠 | × | × | × |
サワドールテープ | × | × | × |
ジアセラL錠 | × | × | × |
シグマート錠 | × | × | × |
シグマート注 | × | × | × |
ジドレンテープ | × | × | × |
硝酸イソソルビドテープ | × | × | × |
硝酸イソソルビド徐放錠 | × | × | × |
シルビノロール錠 | × | × | × |
ソプレロール錠 | × | × | × |
タイシロール錠 | × | × | × |
ニコランジス錠 | × | × | × |
ニコランジル錠 | × | × | × |
ニコランジル点滴静注用 | × | × | × |
ニコランタ錠 | × | × | × |
ニコランマート | × | × | × |
ニトプロ持続注液 | × | × | × |
ニトラステープ | × | × | × |
ニトロール | × | × | × |
ニトログリセリン | × | × | × |
ニトロダームTTS | × | × | × |
ニトロペン舌下錠 | × | × | × |
ハイパジールコーワ | × | × | × |
バソレーター注 | × | × | × |
フランドルテープ | × | × | × |
ミオコール | × | × | × |
ミニトロテープ | × | × | × |
ミリステープ | × | × | × |
ミリスロール注 | × | × | × |
メディトランステープ | × | × | × |
リファタックテープ | × | × | × |
抗HIV薬 |
|||
インヒラーゼ | × | ||
カトレラ | × | ||
クリキシバンカプセル | × | ||
スタリヒルド配合錠 | × | ||
ノービア | × | ||
フォートペイスカプセル | × | ||
ブリジスタ錠 | × | ||
レアタッツカプセル | × | ||
レクシヴァ錠 | × | ||
テラビック錠 | × | ||
抗不整脈薬 |
|||
アミオダロン塩酸塩 | × | × | |
アミサリン | × | ||
アンカロン | × | × | |
キニジン硝酸塩 | × | ||
ジソピラミド | × | ||
ジソピラミドリン塩酸塩 | × | ||
ジソピラン | × | ||
シベノール | × | ||
シベリンコハク酸塩 | × | ||
シンビット | × | ||
ソタコール | × | ||
チヨバン | × | ||
ノルペース、ノルペースCR | × | ||
ピメノール | × | ||
リスモダン、リスモダンR、リスモダンP | × | ||
硫酸キニジン | × | ||
抗肝炎ウィルス薬 |
|||
テラビック | × | × | |
ヴィキラックス | × | × | × |
緑内障薬 |
|||
ニプラジロール点眼薬 | × | × | × |
ニプラノール点眼薬 | × | × | × |
ハイパジールコーワ点眼液 | × | × | × |
レビトラ、レビトラジェネリックのネット通販や個人輸入代行に注意
ネット通販(個人輸入代行)サイトから購入する薬に偽造品(偽物)が混入しており問題視されています。製薬会社の調査結果では60%の薬が偽物だったそうです。見た目が全く同じ偽造品もありますので注意が必要です。薬が効かないばかりか、健康被害の恐れもあります。
インターネットサイトでの口コミや体験談など一般の方の感想をうのみにせず、医師と相談して服用されることをお勧めいたします。
2020年以降、すべてのED治療薬のジェネリック医薬品が処方(販売)されています。横浜ユナイトクリニック(ユナイテッドグループクリニック横浜院)でもお手軽な価格で処方できるよう努めております。診察料は頂いておりませんのでお気軽にお越しください。
またオンライン診療も行っております。ネット通販や個人輸入代行だとお手元に薬が届くまで2週間~1か月かかりますが、横浜ユナイトクリニック(ユナイテッドグループクリニック横浜院)ではすぐに発送いたしますので診療2~3日後にはご自宅に薬が届きます。ぜひご利用ください。
レビトラ Q&A
Q.レビトラとは何ですか?
A.ドイツのバイエル薬品が開発したED治療薬のことで、バルデナフィルが有効成分です。
Q.レビトラの副作用は?
A.目の充血や顔の火照り、頭痛、鼻づまり、色覚変化や動悸が出ることがあります。いずれも一時的なものですので過度な心配は不要です。
Q.レビトラは製造中止されている?
A.製造中止の情報は出ていませんが、2021年現在供給が不安定なのは確かです。主成分が同じで、効果や効能も同じであるレビトラジェネリックは供給が安定していますので、そちらをお勧めします。
Q.レビトラを使用すると硬さはでますか?
A.レビトラ20㎎錠はしっかりと硬さが出る即効性のED治療薬です。糖尿病性EDなど症状が重い方にはレビトラ20mgの服用をお勧めします。
Q.なぜレビトラとレビトラジェネリックは同じ成分なのに金額差があるの?
A.レビトラだけに限らず、ジェネリック医薬品は開発費を低く抑えられる為安価に処方が可能になります。
Q.薬局でレビトラは販売していますか?
A.ED治療薬は処方箋医薬品になるため、薬局で販売されていません。 医師の診察や処方が必要となります。