ユナイトクリニック横浜院(ユナイテッドグループクリニック横浜院)は、ED(勃起不全)治療・PE(早漏症)治療を行っている男性専門の医療機関です。ED治療薬であるバイアグラ(シルデナフィル)、レビトラ(バルデナフィル)、シアリス(タダラフィル)や早漏改善効果のあるダポキセチンなど様々な医薬品を取り扱っております。今回は、当院でも人気のあるED治療薬「シアリス」とシアリスの有効成分であるタダラフィルを用いた「ザルティア」という医薬品との違いについて説明していきたいと思います。
シアリスとは
シアリスとは、3番目に登場したED治療薬で、日本イーライリリー株式会社が製造し、日本新薬株式会社が発売しています。他のED治療薬(バイアグラ、レビトラ)と異なる点は、持続効果にあります。バイアグラが3~6時間、レビトラが5~8時間持続効果があるのに対し、シアリスは最大持続効果が36時間もあるため世界各国で画期的な薬として話題となっております。しかし、シアリスは他のED治療薬と比較すると、即効性はなく効果が現れるまで1~2時間かかるため、即効性を希望している方には不向きです。また、シアリスはレビトラと同様に食事の影響をほとんど受けません。牛丼やパスタの並(約800kcal以下)であれば、食事を気にする必要はありません。過度のアルコールや油ものはED治療薬と相性が悪いため、しっかりとした効果が現れない可能性があります。適量の飲酒であれば、精神を安定させる作用がアルコールにあるため、ED治療薬の効果を引き出すことができます。確実に効果を出したいのであれば、空腹時に服用することが望ましいでしょう。
ザルティアとは
ザルティアは「ED治療薬なのか」という疑問を持つ方がいらっしゃるかと思います。ザルティアは通常、前立腺肥大症に伴う排尿障害治療薬として用いられています。ザルティア錠には、ザルティア錠2.5mgとザルティア錠5mgがあります。ザルティアは、シアリスと同様の有効成分のタダラフィルとなっております。ですから、シアリスとザルティアは同様の効果に期待することができます。また、ザルティアはシアリスよりも低用量で安価であるため、今注目を集めています。しかし、ザルティアは、通常、前立腺肥大症治療薬として用いられるため、ED治療としては現実的ではありません。もし、ED治療を目的としてザルティアを服用した場合は、保険適用外に該当するので、医薬品副作用被害救済制度を利用することはできません。予期せぬことが起こらないためにも、現実的ではないED治療として用いるのは控えた方が良いでしょう。
シアリスとザルティアの違い
前述で述べたように、シアリスとザルティアは同じ有効成分のタダラフィルです。同じ有効成分なのに、何故薬剤の名前を分けているのでしょうか。名前を分けていることには、しっかりとした理由があります。
シアリスは、イーライリリー株式会社によりED治療薬として開発され、ED治療薬として使用されていました。2011年に前立腺肥大症治療にも効果があることが判明し、シアリス5mgが前立腺肥大症治療薬として用いられるようになりました。しかし、日本国内には健康保険制度があるため、シアリスという販売名のままでは、前立腺肥大症治療薬として厚生労働省の認可を受けることはできません。ED治療薬であるシアリスは、保険適用外に該当しますが、前立腺肥大症治療薬としてタダラフィルを用いる場合は健康保険が適用されます。そのため、ザルティアの名称に変更し、2014年1月に厚生労働省より承認され、同年の4月にザルティア錠2.5mg、ザルティア錠5mgが販売されるようになりました。
ED治療薬の服用について
ED治療薬には、バイアグラやレビトラ、シアリスなど様々な種類がありますが、どの医薬品を服用すれば良いのか分からないかと思います。今回ご紹介したシアリスとザルティアの有効成分タダラフィルは、効果がマイルドに現れるタイプとなります。初めてED治療薬を服用する場合は、マイルドな効果だと実感できず物足りなさを感じるかもしれません。ED治療薬初心者にオススメなのが、バイアグラとなります。バイアグラはED治療薬の中でも力強く効果が現れるため、ED治療薬初心者でもしっかりと効果を体感することができます。また、今までにシアリスやレビトラを服用してあまり効果が現れないと感じた方も、一度バイアグラに切り替えてみるのも良いかもしれません。まずは、自分に適合するED治療薬を見つけることが何よりも大切です。
ユナイトクリニック横浜院(ユナイテッドグループクリニック横浜院)では、男性スタッフで統一しており、医師も常駐しております。医師とご相談しその場でED治療薬を処方することができます。また、患者様の経済負担を考慮し、最安価を心掛けております。もし、何かお悩みがあれば、是非ユナイテッドクリニックにご来院下さい。