EDとは
EDとは、英語の「Erectile Dysfunction」の略であり、「勃起機能の低下」を意味します。
勃起障害として以下の事が当てはまる場合を指します。
まったく勃起が起こらないケースに限らず、硬さや維持が不十分であることも含め
満足な性交がおこなえない状態のことをいいます。
俗に言われる中折れ等がEDの一番多い症状です。
原因
大まかに分けて4つの原因があります。
・動脈硬化の進行や神経に障害がある場合(器質性ED)・・・50歳代に多い
・精神的なストレスがある場合(心因性ED)・・・30歳代、40歳代に多い
・動脈硬化の進行や神経に障害があり、精神的案ストレスがある場合(混合型ED)・・・50歳代、60歳代に多い
・普段から常用している薬剤に原因がある場合、主に高血圧の治療に用いられる降圧剤など。(薬剤性ED)
対策
ED治療薬や、ICI治療は、勃起力をサポートするものですが、一度使用すればEDが治る、というものではありません
若いうちのEDなら、自信を取り戻しながら徐々に薬の服用回数を減らしていくことでEDを解消できる可能性も高いですが
基本的には性行為する際に毎回使用するものです。
しかし、毎回使用していれば経済的に負担がかかってしまいます。そのため、薬に頼らずに根本から改善したいという方もいるでしょう。
そんな場合でも、ED治療薬を使用してもよいのです。むしろ使用した方がよいでしょう。
ED治療薬は、一時的に血流を良くし、勃起を手助けする働きのお薬です。
なので、一度ED薬を服用したら、ずっと服用し続けなければ勃起出来なくなってしまうということはありません。
ED治療薬のサポートを得て、しっかりとした勃起感覚を取り戻すことは、根本的にEDを改善するのにも役立つのです。
EDの解決方法
器質性でも心因性でも薬剤性でも有効なのがED治療薬です。
まずは、これを試すのが一番の選択でしょう。
勃起はするが硬さが今一つだったり
勃起はするが途中で中折れしてしまうといった症状でしたら、かなり効果は期待できます。
食後だと胃や腸に油膜が張ってしまい薬の吸収を妨げてしまうため薬の効果が充分に発揮されない為
空腹時に服用をするのがポイントです。
食事をしてしまった場合は2時間以上時間を置いてから服用するのが良いでしょう。
また、サプリメントとして亜鉛がおススメです。
成人男性の一日の摂取量の目安は10mgとされています。
ED治療薬について
ED治療薬として以下の5種類の薬があります。
・バイアグラ(即効型・一番最初に開発された治療薬)
・レビトラ(即効型・バイアグラを改良した治療薬)
・ステンドラ(超即効型・世界で最も即効性のある治療薬)
・シアリス(長時間維持型・即効性がない三番手の治療薬)
・ザイデナ(長時間維持型・アジア人向けの治療薬)
また、以上のお薬は全てジェネリック医薬品が開発されています。
医師と相談してご自身のライフスタイルに合った
お薬を選ぶとよいでしょう。
ED治療薬の効果
ED治療薬の効果はPDEtype5(ホスポジエス テラーゼ)を阻害しcGMP(環状グアノシン一リン酸)を増やし、
陰茎海綿体平滑筋内のcGMPの分解を防ぎ勃起を維持しやすくします。
また、飲み続けることで効果が薄くなったり弱くなったりする事はありません。
副作用としては、顔のほてりや鼻づまり、頭痛が出る方がいますが薬効がなくなると同時に症状も改善しますのでご安心ください。
また、過度な飲酒をすることによって神経を抑制する作用がある為
勃起に必要な神経伝達が抑制されてしまうので、勃起に至らなくなる場合があります。
アルコールとの相性がため服用する際は控えるかたしなむ程度にとどめましょう