ユナイトクリニック横浜院(ユナイテッドグループクリニック横浜院)ではED治療や早漏治療行っております。今回はED治療薬として有名なレビトラと同じくバルデナフィルを主成分としたジェネリック医薬品のサビトラについて、効果や副作用など書いていきます。サビトラ(savitra)とは、サバ・メディカ社(Sava Medica Limited.)という製薬会社が製造しています。ちなみにユナイテッドクリニックではサビトラは取り扱ってないのでご注意ください。
サビトラの作用機序
ED治療薬の効果が発現すると、勃起がしっぱなしになってしまうと思っている方も多いのですが、あくまで勃起をサポートする薬剤です。性的興奮が起こらないと勃起しませんので安心してください。勃起にはPDE5(ホスホジエステラーゼタイプ5)という物質が大きく関係しており、EDの原因もこのPDE5なのです。PDE5は陰茎海綿体にある酵素で、cGMP(サイケリックGMP)という酵素を分解する作用があります。性的興奮が起こるとcGMPが生成され勃起が持続します。EDの方の場合はPDE5の働きがcGMPの働きよりも強く働いてしまい十分な勃起ができなくなってしまいます。サビトラの主成分であるバルデナフィルにはPDE5を阻害する作用がありcGMPが正常に働けるようになるため、正常な勃起が見込めます。
サビトラの効果
サビトラは服用して約20分ほどで効果が発現します。ほかのED治療薬同様食事の影響を受けてしまうのでできるだけ空腹時に服用しましょう。サビトラには10mg錠と20mg錠があり、10mgの持続時間はだいたい5~6時間ほど、20mgの持続時間はだいたい8~10時間ほどといわれています。持続時間は服用する方の体質や体調によっても変わりまりますが、目安だとこれくらいの時間で実感される方が大変多いです。高用量の方が持続時間は長いのと、効果もしっかりと発現します。服用回数を重ねるうちに効果が発現したという症例もあります。一度試してみたが効果がなかったと諦めずに、数回の服用を試しましょう。ただED治療薬には薬剤の種類によって併用禁忌薬などがあり、体質などによっての相性もあります。できるだけ専門の医師から処方された薬剤を服用するようにしましょう。
サビトラの飲み方
1日1回、20mgまでを性行為前の30分~40分前に水かぬるま湯で服用してください。連続服用はせず、1度服用したら24時間は間隔を空けてください。食事の影響を受けにくいと聞いたことあるかもしれませんが、ED治療薬はどれも食事の影響を受けてしまいます。できるだけ空腹時に服用することをオススメします。アルコールは多少でしたら問題ないですが、アルコールに弱い方は少量で、強い方でも大量に飲んだ後だと影響はでかくなります。できるだけお酒との併用は避けましょう。
サビトラの副作用
サビトラを服用してみられる副作用の症状は頭痛やほてり、目の充血や鼻づまり、動悸などが多いです。どれも重篤なものはなく、血流を良くするとおこる症状ですし、薬の効果が消えると副作用も治まりますので心配しなくて大丈夫です。もし、6時間以上の長時間の勃起する場合や薬の効果が消えても副作用だけ残っているようなら服用を中止し、すぐに専門の医師にご相談ください。
禁忌 飲んではいけない人
18歳未満の方。
過敏症、中程度および重度の肝機能障害、重大な病理学的心臓病(NYHAクラスII-IV)、伝導異常(2次または3次AVブロックまたは洞不全症候群)、虚血性心疾患または弁膜疾患の方。
硝酸剤、一酸化窒素(NO)供与剤(ニトログリセリン、硝酸イソソルビド、亜硝酸アミル)を服用中の方。
脳梗塞、脳出血、心筋梗塞を6ヶ月以内に起こされた方。
制御不能な不整脈、低血圧(<90/50mmHg)、または制御されない高血圧の方。
視力を失っている方。
サビトラの有効成分であるバルデナフィルでアレルギーの既往歴のある方。
サビトラ処方
ED治療薬には併用禁忌薬などもあり、間違った飲み方をしてしまうと、重篤な副作用や海外では死亡した例も出ています。ED治療薬は医師の診断がないと処方できない薬剤です。必ず専門の医師にご相談し、処方してもらいましょう。インターネットなどの個人輸入代行業者などでの購入は価格の安さなどのメリットがありますが、偽物が紛れ込んでくる可能性があります。正規のルートを持った病院や専門のクリニックで処方してもらいましょう。最初にも書きましたが、ユナイテッドクリニックではサビトラの取り扱いはありません。しかし、同じ有効成分のバルデナフィルを含有するレビトラは処方できます。EDは進行形ですので、放っておくとどんどん進行してしまいます。自分がEDか気になったら早めに専門のクリニックや病院で医師に相談しましょう。ユナイテッドクリニックでは相談だけでも大歓迎ですので、是非ご来院ください。