ED・早漏治療／薄毛・AGA治療の悩みなら
横浜ユナイトクリニック（ユナイテッドグループクリニック横浜院）

1000万人以上の男性が悩んでいるとされるAGA（薄毛）。思春期以降の男性の生え際や頭頂部が薄くなり、M字やO字の形の薄毛になるその原因は、主に遺伝・男性ホルモンの影響・血行不良の3点です。この原因の解消に、現在ではAGA治療薬（薄毛治療薬）として外用剤や内服の医薬品が登場しています。「お医者さんに相談だ」のCM等で有名なプロペシア（フィナステリド）はヘアサイクルを正常化し、抜け毛を抑えるAGA治療薬（薄毛治療薬）となります。また、同じく有名俳優のCMが流れている「リアップ」も日本で初めての発毛剤として知られています。この「リアップ」に含まれている成分を「ミノキシジル」といいます。ミノキシジルは血流を促進させ発毛を促す効果があり、薄毛・AGA治療の薬剤として世界中で使用されています。

ミノキシジルとは

ミノキシジルは、もともと降圧剤として使われていた成分です。降圧剤は、血管を拡げ血流を良くし血圧を下げる薬剤のことです。その血管を拡げる作用が頭皮の血流も改善し、発毛を促す…のであれば、他の降圧剤にも発毛効果があるはずです。しかし、発毛効果が出るのはこのミノキシジルのみです。

実は、このミノキシジルには髪の毛が生まれる器官である毛包に直接作用する効果があります。毛包に直接作用し、毛母細胞を活性化させることで、髪の毛の発毛や成長を促します。この効果はミノキシジル特有のもので、ミノキシジルを有効成分とした外用剤の医薬品が「リアップ」になります。リアップは国内でしか売られておらず、海外では「ロゲイン」が一般的なミノキシジルの外用剤です。実は、リアップはこのロゲインの販売権利を大正製薬が購入したことで生まれた経緯があります。つまり、リアップは国内版ロゲインという位置づけになり、ミノキシジルの外用剤の効果は日本国内でも認められています。

日本皮膚科学会が2010年に発表した男性型脱毛症診察ガイドラインで、ミノキシジル外用剤は最高ランクであるAランク（強く行うよう奨められるという意味）に位置づけされています。したがって、ミノキシジル外用剤であるロゲイン・リアップはAGA治療（薄毛治療）においてスタンダードな治療法といえます。ミノキシジルには、外用剤だけでなく内服薬もあることをご存じでしょうか。それが、今回の主題であるミノキシジルタブレットです。

ミノキシジルタブレットとは

名前の通り、ミノキシジルの錠剤タイプのことをミノキシジルタブレットといいます。略して「ミノタブ」と呼ばれていて、2.5mg錠、5mg錠、10mg錠があります。ミノキシジルは外用だと、粒子が大きい影響で皮膚から吸収されにくく、十分に効果を得ることが難しい場合があります。その点こちらのミノキシジルタブレットであれば直接体内に吸収されるため、外用剤よりもより高い効果を得ることができます。内服薬は国内で認可を受けてはおりませんが、この効果の高さはAGA治療（薄毛治療）においては必須といえます。まさしく飲む育毛剤です。

ミノキシジルタブレットの飲み方

実際に服用する際は、1日1～2回、1日量は5mgが目安となります。初めて服用する方や副作用が気になる方は2.5mgから始める方もいます。逆に、5mgでの効果に満足しない方は10mgまで増やすことが可能です。極量は決まってはいないのですが、育毛効果を得るには一般的には5mg、多くても10mgとされています。

服用のタイミングも決まっていませんが、例えば朝晩の食事後であれば忘れにくく、胃や肝臓への負担が軽減されるため良いタイミングかもしれません。規則正しく飲むようにしてください。ただし、血圧を下げる効果があるため寝る前の服用は避けたほうが良いでしょう。AGA治療（薄毛治療）は、長い期間継続して行う必要があるため、特に内服薬の飲み忘れには注意が必要です。

ミノキシジルタブレットも外用剤よりも効果が高いとはいえ、その効果が実感できるのはおよそ3ヶ月～半年後になります。すぐに効果が出ないからとやめてしまっては発毛を実感することは難しいので、規則正しく継続していくと良いでしょう。また、ミノキシジルの外用剤（ロゲイン・リアップ）との併用、プロペシア（フィナステリド）やデュタステリドとの併用が可能です。より高い効果を得たい方は、プロペシア（フィナステリド）やデュタステリドで脱毛を防ぎ、ミノキシジルの外用剤（ロゲイン・リアップ）とミノキシジルタブレットで発毛を促進しましょう。ミノキシジルは毛根にある毛包に作用し発毛を促しますが、髪の毛というのはヘアサイクルという2～5年掛けて育つ循環があるため、年単位でのミノキシジルを含む薄毛治療薬の継続服用が必要となります。

ミノキシジルタブレットの副作用

ミノキシジルタブレットを服用することで現れる主な副作用として、多毛症、血圧の低下、むくみがあげられます。ネットでは大げさに表現されていますが、ユナイテッドクリニックでミノキシジルタブレットを服用された方の中に重篤な副作用が現れた方はおりません。例えば1日1回の服用でむくみが見られた場合、間隔をあけて服用する、容量を減らす、などの対応で継続して服用することが出来ます。これらの副作用は血流を改善することで起こるため最初は出やすいのですが、次第に慣れる方がほとんどです。

薬剤の正しい服用

薬剤の正しい服用は効果を発揮するためだけでなく、自身の身体を守るためでもあります。特にAGA治療薬（薄毛治療薬）はネット通販でも入手することが可能で、個人の判断で使用することが出来てしまいます。しかし、ネット通販や個人輸入などの正規の流通ルートをもたない場所からの購入は、偽造品の混入が多く、危険を伴います。また、効果を早く実感したいからと多量に服用することも危険です。必ず、医師の診察を受けたうえで正しい服用方法を実践するようにしましょう。そして、長い期間継続してAGA治療（薄毛治療）を行っていきましょう。

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