ED・早漏治療／薄毛・AGA治療の悩みなら
横浜ユナイトクリニック（ユナイテッドグループクリニック横浜院）

ユナイテッドクリニックでは東京・埼玉・千葉・神奈川の、東京近郊の地域に限らず大阪など遠方よりも、多くの方にお越しいただいております。またED治療薬・AGA治療薬を中心に、ダイエット（メディカルダイエット）に効果的なダイエットピルやサプリメントなども処方もしており、QOLの改善のコンセプトのもと幅広い相談内容を承っております。。今回はその中でもサノレックスという「食欲抑制剤」についてお話します。ユナイテッドクリニックではサノレックスの価格を患者様が利用しやすいものに設定するようを心がけております。個人輸入など、偽物が多いといわれるインターネットでの購入などは控え、ぜひ御来院の上ご相談ください。

サノレックスとは

サノレックスは日本の「富士フィルムファーマ株式会社」より販売されている、ダイエット薬です。このお薬は満腹中枢を刺激することで、少量の食事で満腹感を得られるようにする効果があり、「肥満症」の方に適応のあるお薬として販売・処方されています。「食欲抑制剤」としては日本で唯一承認されているお薬で、その効果の高さも広く知られています。
もともとはノバルティスファーマ社というアメリカの製薬会社で1967年に開発されたお薬で、欧米の国々で利用された後、1992年に日本でも販売が始まりました。2年前からノバルティスファーマ社から富士フィルムファーマ社へと、お薬を製造・販売する権利が移り、現在も広く利用されています。

空腹感・満腹感

サノレックスは「食欲抑制剤」としての効果に特筆すべき優れた点があります。
まずは人の「空腹感」、「満腹感」はどこからくるのかというところからお話しします。「お腹が空いたなあ」という空腹感を感じている時、人の体では蓄えられている中性脂肪を分解し、エネルギーに変えようという働きが起こっています。中性脂肪は遊離脂肪酸というエネルギー源に分解され消費されますが、この遊離脂肪酸が脳の摂食中枢という箇所を刺激することで空腹感を感じるのです。「お腹が空いたなあ」と感じているということは、実は脂肪の分解・消費が進んでいるという証拠とも言えます。
一方の満腹感は、その名も「満腹中枢」というところが司っています。満腹中枢は、食事などで増える血糖の刺激を受けることで、「これ以上は必要ないよ」という刺激を出し、満腹感を感じさせる働きをします。この満腹中枢が血糖の刺激を受けるのには約20分の時間がかかるといわれています。「ゆっくり噛んで食べなさい」という文句は、親から怒られるものの典型として広く聞かれますが、少しずつゆっくり食べることで食事の摂取量を抑えながら満腹中枢を刺激してあげる食べ方というのは、非常に理に適っていて理想的なんです。

サノレックス（マジンドール）の効果

サノレックス（成分名：マジンドール）はこの満腹中枢に刺激を与えてあげることで満腹感を促すことができます。その働き方についてお話しします。
満腹中枢だけに限らず、体の中ではさまざまな信号が「神経伝達物質」によって伝達されています。この神経伝達物質によって満腹中枢に刺激が届けられるのですが、この神経伝達物質は余ってしまうとトランスポーターというものによって細胞の中に吸収されてしまいます。サノレックスはこのトランスポーターの働きを阻害する効果があります。トランスポーターの働きが阻害されてしまうことで、細胞への吸収がされなくなった分神経伝達物質の量が増え、それによって満腹中枢を刺激しやすい状態になるのです。

代謝促進

また、サノレックスには代謝を促す作用もあります。トランスポーターの阻害によって増える神経伝達物質には「アドレナリン・ノルアドレナリン」というものがあり、このアドレナリン・ノルアドレナリンが増えることで代謝が促進されます。アドレナリン・ノルアドレナリンには、血流をよくしたり、筋肉の弛緩・収縮の効率を上げる効果があり、運動時に服用することでより効率的にエネルギーを消費でき、減量の効果を期待することができます。
肥満症患者に対する投与で、およそ75%の方に改善効果が見られたとのデータがあり、この「食欲抑制・代謝の促進」の効果が肥満症にたいして有効であるとされています

服用にあたって

服用方法は、1日1回1錠を昼食30分前に飲んでください。基本的に飲み方に注意していただければほとんど問題はありませんが、サノレックスの服用にはいくつか注意があります。

1.連続服用は3ヵ月まで
サノレックス（マジンドール）の構造は、「アンフェタミン」と非常に似通っています。アンフェタミンには依存性があり、実際におこった例はありませんが、服用をつづけることで肉体的な依存が現れる恐れがあり、連続で服用する際は長くても3カ月までに控えなければなりません。また3カ月服用を続けた場合は、その後3か月間は休薬期間を必ず設けてください。
サノレックスは薬剤耐性がつきやすいということでも知られており、飲み続けるうちに効果が薄れていく可能性もあります。連続服用の制限・休薬は耐性がついてしまった後の無用な服用を避けるためにも必要なのです。

2.慎重投与
糖尿病の方、精神病の既往歴のある方、てんかんの既往歴のある方、高齢者の方には、「慎重投与」することと定められており、服用に際してはかかりつけの医師とご相談の上での検討をお勧めいたします。
また、保険診療の適応となる方には、「肥満度が+70%以上又はBMIが35以上の高度肥満症であること」という条件があります。条件に当てはまる方に関しては、一般の病院等で3割負担で処方を受けることができますが、当てはまらない方は自由診療で全額負担となります。後者の方に関しては、医師とご相談いただき処方が適当かどうかの判断が重要になります。極端な食事制限などに注意していただくなど、服用に関しては慎重にご検討ください。
BMI=体重(kg)÷身長(m)²　肥満度(%)=(実体重-標準体重)÷標準体重×100

3.副作用
重篤なものはほとんど報告されていませんが、副作用にも注意が必要です。上述したように、依存性の副作用が起こる可能性がありますので、決められた錠数・日数を必ず守って服用ください。また、肺高血圧症の症状が現れる可能背もあります。息苦しさ、動悸、息切れなどを感じたときは服用をやめ医師にご相談ください。
総症例8,060例中、1,721例（21.4%）に副作用が認められ、口渇感（7.2%）、便秘（6.4%）、悪心（気分が悪くなる）・おう吐（4.2%）、睡眠障害（2.1%）、胃部不快感（2.0%）、などが報告されています。

4.併用禁忌・併用注意
サノレックスには一緒に飲むことができないお薬、注意が必要なお薬があります。服用に当たっては、必ず今お飲みいただいてるお薬を把握しておいてください。
併用禁忌

併用注意

（以上、サノレックス添付文書より引用）

メディカルダイエット希望の方は横浜ユナイトクリニック（ユナイテッドグループクリニック横浜院）へ

横浜ユナイトクリニック（ユナイテッドグループクリニック横浜院）ではメタボリックシンドローム等ダイエットを希望される方に、サノレックスやゼニカル（オルリスタット）、ルセフィといった薬剤を処方しています。また高血圧や高脂血症、糖尿病の様な生活習慣病を原因とするEDにもバイアグラやレビトラ、シアリス等のED治療薬で対応が可能です。 いずれも医師の診察が必要な薬剤ですので、是非お越しになった上で医師から説明をお聞きください。

アクセス

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