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「アメリカンフットボール」と聞いてすぐにイメージできる方は日本では少ないのではないでしょうか。なんとかイメージできても「ラグビーみたいなボールを使う、防具つけてぶつかったりしてるアレでしょ？」くらいがMAXの認識でしょうか。正直、日本においてはマイナースポーツであると思います。今回のブログではそんなアメフトの魅力、特にアメリカのトップリーグであるNFLの魅力を紹介させていただきたいと思います。
最初に驚かされるのが選手たちの身体能力の高さです。確かにサッカー、バスケ、野球などもトップ選手はもちろん驚くべき身体能力を持っています。ですがその中でもアメフトは強さと速さという点で頭一つ抜けています。ポジションによって役割が異なるため、必要な能力も様々ではあるのですが、基本的には激しいコンタクトスポーツであるゆえに身長190センチ、体重100キロオーバーは当たり前。そんな大男が100メートル11秒台のスピードでフィールドを駆け回る、この一言でアメフトの迫力が伝わるのではないでしょうか。ですがアメフト は、「パワー」「スピード」に代表される見た目の迫力だけでなく、「戦略」によって試合の流れが大きく変わるスポーツです。体格や技術の差だけではなく、どのようにプレーを組み立てていくかという戦略こそが勝敗に大きく絡んでくる部分もまた大きな魅力と言えるでしょう。
日本ではマイナーなアメリカンフットボールは、本場アメリカでは不動の一番人気を誇るスポーツで、ハイスクールやカレッジフットボールの試合が地元住民を巻き込んだ熱狂的人気を誇っています。またプロリーグであるNFLは北米4大スポーツの中で最も人気のあるリーグであり、王座決定戦であるスーパーボウルはアメリカ最大のスポーツイベントとなっています。全米No1の祭典ともいえるスーパーボウルを象徴する現象といえば、昔から語られる「スーパーボウルの日はアメリカ中の町の外には通行人がおらず、デリバリーのピザ屋のバイクが走っているのみ」「ハーフタイムの間に全米の人間が一気にトイレに行くため、急激に下水の水圧が上がり水道管が破裂する問題が発生。それを阻止するため派手なハーフタイムショーとなった」といった逸話の数々です。これらの真偽のほどは定かではありませんが、それほどにアメリカ人を熱狂させるイベントであることに間違いはありません。
そしてアメフトは現在、世界に広がりつつあります。そしてもちろん日本でも広がりを見せています。日本のアメリカンフットボールの社会人リーグであるXリーグは1996年に誕生し、日本のアメフト人気の拡大に貢献し続けています。日本選手権であるライスボウルが最大のゲームであり、テレビ中継もされるほどです。リーグ戦も大規模球場で行われており、東京都では東京ドーム、アミノバイタルフィールド。神奈川においては富士通スタジアム川崎、そして横浜スタジアムでも試合が繰り広げられています。是非とも興奮と熱狂のスポーツ、アメリカンフットボールを間近で観戦してみてはいかがでしょうか。
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